人は何を目指して生きるべきなのか?

「ブッダのことば」を現代に活かすために、実践の立場で精読する。
日本語での理解が困難だった最重要経典『スッタニパータ』をパーリ語の真意に立ち返りながら、一つ一つ正確に理解する。

最古層の経典に記された真の意味が、いま解き明かされる。
歴史に残る講義録をまとめた全四巻シリーズ、第二巻!


第二巻
V ドータカ仙人の問い
VI ウパシーヴァ仙人の問い
VII ナンダ仙人の問い
VIII ヘーマカ仙人の問い

店長のつぶやき

当時の一流の学究者たちが、生きることについて、生きることの苦しみについて、幸福と幸福に達する方法について、人生に不可分につきまとう苦しみについて、考えたり解決策を探したりして壁に突き当たり、智慧を完成した釈尊に尋ねた。無駄話は挨拶程度にして、彼らは自分が一生探求した問題をズバリと釈尊にぶつける。釈尊も、ズバリと正解を見せて助けてあげる。この本は、そんな大物同士の対話を、私たちに理解できるようにとことん解説する。俗世間的な知識レベルを超えて、「生きるとはいかなることか」「人は何を目指して生きるべきか」などの問いに、智慧の光が差し込むだろう。