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出版社 : サンガ
発売日 : 2020/5/26
言語 : 日本語
単行本 : 500ページ
スマナサーラ長老がインドシナ半島を巡り、伝える、
平和を生み出す仏教の力
インドシナ半島―カンボジア・ラオス・タイの仏教を現地取材をもとに紹介。アルボムッレ・スマナサーラ長老の現地での法話、現地僧侶の話、各地の事情に通じた学者、研究者による論考で構成。現地撮影の写真を多数掲載。
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今回の旅ではカンボジアのアンコール遺跡群、タイの古都アユタヤというともに世界遺産の仏教遺跡をこそ巡りましたが、主眼は過去の記録である遺跡ではありません。その地に現在息づく仏教サンガの息吹を知ることをこそ主眼としました。
近現代のインドシナ半島の歴史はフランス、イギリスによる植民地化、ベトナム戦争そしてカンボジアのポル・ポト政権によるジェノサイド、ベトナム戦争中のアメリカ軍によるラオスへの大量爆撃、そして内戦時にカンボジア中に埋められた四〇〇~六〇〇万といわれる地雷とその不発弾による悲劇と、筆舌に尽くしがたい辛苦を経験しています。しかし現在、この地には平和が訪れ、経済的にも繁栄の道を歩んでいます。中国をはじめとする大国の影響を受けながらも、また各国各様の社会体制を取りながらも、その文化の中心、心の中心に仏教があります。今回の旅でそのことを知ることができました。激動の時代の中で仏教が果たした役割、仏法僧の三宝への深い信頼を持つ人々の在り方、現在の姿、そうしたものを本書を通してお伝えできればと思います。
本書の基本的な構成は、ツアーで巡った各地を順に掲載していますが構成上入れ替えたところもあります。記事の柱となるのはアルボムッレ・スマナサーラ長老の現地での法話と現地でお会いした僧侶方の法話です。そこに生きる方たちの生の声と、各地の事情に通じた研究者による論考で構成しました。加えて、各地で撮影した仏教の現在を活写する写真を盛り込みました。
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